グランドピアノSteinway & Sons の音色と鬼怒川川下り
      川村 知一 

11月10(日)
 矢板市の旧文化会館が5年ほど前に大雨で浸水し、今年4月、新たな文化スポーツ複合施設がオープンした。併せて45年ほど前に1,600万円で購入したグランドピアノ:Steinway & Sons が移設された。
 これを機にピアノ演奏希望者の応募があり、高1の孫娘が応募して演奏する情報で、はるばる3時間のドライブで現地を訪れた。
 曲目は「アルプスの夕映え(Alpenglühen )エステン(オースティン)作曲:1813~1870)」、午後のひと時に合う軽快なメロディーで、演奏時間は5分であった。(ネットでピアノ演奏がいくつか見られ、Steinway & Sonsもあります。)
 私がSteinway & Sons に興味を持ったのは日ごろLPで聴くルービンシュタイン、ホロビッツのピアノの音色が素晴らしく、音色を確認したかったためである。

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写真1.Steinway & Sons 1

写真2.Steinway & Sons 2

写真3.Steinway & Sons 3

写真4.Steinway & Sons 4

11月11日(月)
 そのまま帰るのはもったいないので、ビジネスホテルに1泊し、紅葉を期待して鬼怒川川下りを候補にした。10時にチェックアウトして1時間のドライブ、鬼怒川温泉駅に11時着、次の出航は11時20分、急いで船着き場に行くのだが、200段近くの石の階段を下る必要があった。
 同乗に5人グループの中高年がいて、最高齢は杖を突いた102才の婦人、娘の連れ合いはオーストラリア人のピアニスト、と聞いた。
 乗船後、妻が102才の婦人と雑談を交わすと、毎日歩いているので階段もさほど苦にならなかった話、義理の息子がピアニストだけあって、Steinway & Sons を知っていた。
 川下りは乗船時間40分、期待した紅葉はダメであった。川下りの係に聞くと、今年は暑さが残り、遅れているのと、ここまま赤くならずに茶色になる予想であった。また船頭は東南アジア人で、人手不足を感じた。

写真5.鬼怒川川下りスタート

写真6.急流

写真7.大きな岩

写真8.前方に吊り橋

写真9.40分の川下り

写真10.小春日和

写真11.後方の景色

写真12.紅葉ならぬ緑葉

写真13.川下り終盤

写真14.好天に恵まれ
      令和6年11月21日