三寒四温、戸定邸の梅→坂川の花桃
      川村 知一 

異常な温かさで、梅、花桃が一気に咲き散ってしまい、早くも桜が開花している。
趣味の写真撮影も追いかけるのに慌ただしく、花桃から梅に逆行して紹介します。

3月15日:坂川の花桃と菜の花
近くの坂川土手に花桃、菜の花が満開になると、早朝、坂川に映り込むので、無風のタイミングを狙って毎年撮影を行っている。

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写真1.坂川の花桃1

写真2.坂川の花桃2

写真3.坂川の花桃3

3月5日:花桃、鴨、鳩
毎年花桃と菜の花が満開になると、渡りの鴨が集結して飛び立って行くのだが、今年は鴨の群れが見られない。鴨と器量の良い鳩が見られたので撮影してみた。


写真4.花桃1

写真5.花桃2

写真6.鳩

写真7.鴨

2月21日:戸定邸の梅、手作り雛人形
戸定邸は徳川15代将軍慶喜の異母兄弟、水戸徳川昭武が100年以上前に建てた質素な純日本建造物である(杉の柾目材を使用して狂いがない:現在は松戸市が管理)。
庭は日本最初の和洋折衷様式で、庭師を欧州に勉強に行かせて造成した。隣接して梅園があり毎年楽しませてもらっている。

この2年ほどはコロナ禍で邸内に入れず、地元のご婦人による手作り雛人形の展示もなかったが、今年は再開されていた。さらに21日は運よく庭園に出ることができた。

戸定邸には引退した慶喜も度々訪れて、昭武と写真撮影、猟銃、コーヒーなどを共通の趣味としていた。
かつて慶喜、昭武が過ごした庭に出ると、殿様気分であった。


写真8.戸定邸の梅園

写真9.紅梅

写真10.白梅

写真11.戸定邸1

写真12.戸定邸2

写真13.戸定邸3

写真14.戸定邸4

写真15.手作り雛人形1

写真16.手作り雛人形2

写真17.日本初の和洋折衷庭園

相変わらずの駄句;
“東風吹けど南風に負け梅散りぬ” 松戸馬笑
      令和5年3月19日