秋の恒例:彼岸花&栗拾い+栗きんとん試作+α
      川村 知一 

9月21日:「坂川」土手の彼岸花
近くにある利根川導水路「坂川」の土手、毎年9月上旬は夏草に覆われ、市が除草すると間もなく、彼岸花の茎がアッと言う間に30~50cmに伸びて一斉に花が咲く。
毎年、頃を見計らってカメラを持ち、土手の柵を乗り越えて撮影する。今年は9月21日であった。(写真7は日没後、暗闇で撮影:高感度ISO25,600=真昼の様に)

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写真1.坂川の彼岸花1
 
写真2.坂川の彼岸花2

写真3.坂川の彼岸花3

写真4.坂川の彼岸花4

写真5.彼岸花1

写真6.彼岸花2

写真7.記念写真

9月26日:栗拾い
コロナ禍で暇な日々に退屈し、昨年に引き続き今年も栗拾いに、かすみがうら町の「千代田園芸」を訪れた。
栗は弾けて地面に散るので、早朝に行く方が効率が良い。朝8:30発→常磐道→土浦北IC→一般道をカーナビで20分→目的地10:30着(2番客)
栗の種類は5種類くらいあり、今年の栗は大粒、1時間ほどかけて6㎏の収穫であった。見たこともないような大粒で新鮮な栗で満足した。
今回は3回目、ご近所に配り、保存を兼ねて“栗きんとん”を試作してみた。
栗きんとんの作り方はネットで調べたが、黄色く色づけするクチナシが無いので省略、色はイマイチであったが、味は一応確か、500g出来たので少量を残して冷凍保存した(正月おせち用?)。


写真8.栗の木
 
写真9.栗拾い1

写真10.栗拾い2
 
写真11.収穫(大粒6㎏)

写真12.栗と愛犬

写真13.試作の栗きんとん

+α:戦時中の絵本:タイトル「クリゴハン」
戦時中、私は丹勢社宅6条通りの西端、裏は丹勢山、つまり関東の人里の最末端、母と二人で2年半(父はドイツ出張中)を過ごした。
ラジオもテレビも電話も車も無く、おもちゃも子供用の靴はもちろん下駄も無く、裸足で外の砂利道で遊ぶことも少なく、カタカナの絵本を読む程度の日常であった。

絵本のセリフ「クリゴハン クリゴハン マズシイカラナノネ」
絵本の絵は女の子に栗ご飯、当時は何も考えずに読んでいたが、成人になって背景を理解した。
食糧難の戦時中、サツマイモや山栗などを増量材として飯(無い時期があった)に混ぜて空腹を満たした時代である。
ある時、似たような絵本の解説を読んだ:反戦の意図が感じられる、との解説。
女の子の家庭は父が出征して不在、家は貧しく、である。


相変わらずの駄句;
“今夕は旬の香りの栗ご飯” 宇和野曾良
“子供達山栗取りに丹勢山” 松戸馬笑

      令和4年10月11日