啓蟄から春の兆し:シジミ蝶、水仙、菜の花、花桃
      川村 知一 

3月6日
近くの坂川(利根川導水路)は季節の変化を知らせてくれる。
啓蟄4日後の3月9日、土手を降りて水仙と菜の花の写真を撮っていると、本格的な春には早いにも係わらず、初めて見る綺麗な水色のシジミ蝶を見つけた。

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写真1.シジミ蝶
 
写真2.水仙

写真3.菜の花 
 

3月19、20日
坂川の土手には樹齢20~30年の花桃の並木があり、毎年3月中旬から開花が始まる。
今年は少し遅れて20日で8分咲き、例年になく花付きが多く見応えがある。
花桃の見頃は1週間、年によっては豪雨、強風でアッという間に散ってしまうことがある。
満開時に無風・快晴の好条件に当たると、坂川の水面に花桃が写り込んで、写真撮影には恰好の被写体になる。

毎年秋には渡りのカモが100羽ほど飛んできて冬を過ごし、春になって菜の花と花桃が満開になると飛び立っていく。
花桃を3月19と20日に撮ったが、19日には100羽ほどいたカモが、20日には姿が見えなかった。カモは春分の日(21日)を本能で知るようである。


写真4.花桃の並木

写真5.水面に写る花桃1

社員6.水面に写る花桃2

写真7.旅立ち前のカモ

写真8.花桃赤1

写真9.花桃赤2

写真10.花桃白1

写真11.花桃白2

写真12.花桃ピンク1

写真13.花桃ピンク2

相変わらずの駄句
“花桃と撮ってくれろと鳴くのカモ”  松戸馬笑

      令和4年3月25日