梅雨が明けたら:バラが咲き+α
      川村 知一 
 はじめに
今年の梅雨は平年並みに明けて、2020年オリンピックが始まり、我が家の狭い庭に朝顔、ラベンダーが咲き、玄関脇の小さな花壇に2度目のバラが咲き始めた。

今年も例年のごとく梅干しと梅酒作りをした。梅干しは梅雨が明けるとザルに乗せて干す。下ごしらえは5月中旬、梅雨明けを待つ。

オリンピック開会式の前座にブルーインパルスのデモ飛行があった。
近所の見晴らしの良い場所から望遠レンズを介してスカイツリーとのコラボをトライした。

<バラと朝顔>
5月に京成バラ園で買ったバラの苗は30㎝丈に蕾が一つ、玄関わきの小さな花壇に植えた。梅雨明けに蕾が四つ、一つ目が7月20日に開花した。品種は“Princess Aiko”、淡いオレンジ色の花である。
 (写真はクリックで拡大)
 
写真1.バラの蕾が一つ 

写真2.7月25日のバラ 
 
朝顔は昨年採った種を5月に蒔いた。芽が出て蔓が伸びてネットにからみ、散発的に開花している。
 
写真3.朝顔

写真4.朝顔トリミング 
<梅干し>
梅干し作りは10年ほど続けている。簡易漬物器と厚手のイケアのジップ袋を使用する方法を考案した。 

写真5.簡易漬物器 

写真6.梅雨明け1 

写真7.梅雨明け2 

 写真8.梅雨明け3
 <スカイツリーとブルーインパルスのコラボ>
我が家の近くに利根川導水路があり、一角から15㎞ほど離れたスカイツリーが見える。
望遠レンズ(300㎜)でスカイツリーとのコラボ撮影をトライした。結果、トリミング拡大すると、けし粒ほどの編隊が映っていた。
 
写真9.スカイツリー望遠 
 
写真10.
ツリーと白煙と編隊

写真11.
けし粒の編隊
 
<ブルーインパルス機体のアルミ合金部材製造の思い出>
現在のブルーインパルスに使用されている機体は純国産T4(練習機)で、すでに35年が経過している。
T4の前はT2、エンジンはロールスロイス製で石川島がライセンス生産していた。
高圧、低圧タービンブレードには英仏が共同開発したアルミ耐熱新合金U2GN、G5MC鍛造材が使用され、国産化で小山管棒工場に両合金の丸棒(50㎜φ)試作依頼があった。
昭和50年2月、10㎝積雪の中、田無の依頼先に出張、輸入材の切削屑を両手の平いっぱい渡されて「同じものを作ってほしい」依頼を受けた。

T4はエンジンも純国産となり、100機製造が決定された。
T4のバルクヘッド(胴体操縦席前後の大型鍛造補強部材)は、古河がアルコアの新合金7050合金を提案して受注した。

昭和57年から7年間、私がアルミ日光鋳造課長を務めていた時、鋳造割れ感受性の強い7050高力合金大型鋳塊の鋳造技術開発に巡り合い、貴重な経験になった。

<ブルーインパルスのアクロバット飛行撮影>
毎年11月3日、航空自衛隊入間基地で航空祭が開催され10万人もの人出がある。
お目当てはブルーインパルスのアクロバット飛行、ただし飛行条件に雲底限界10,000ft(約3000m)がある。予行演習が前日に行われ、私は早朝から穴場の彩の森公園(旧ジョンソン基地の一角)に陣取って見物、撮影した。
2018年および2019年11月2日は抜けるような青空、当日6機が松島基地から飛来して午後1番から30分間アクロバット飛行の予行があり撮影を堪能した。

 写真12.
編隊飛行

写真13.
編隊トリミング 

写真14.
垂直上昇→デルタ 

写真15.
デルタ 
 
写真16.
垂直上昇→急降下
 
写真17.
急降下

写真18.
背面編隊飛行 

写真19.
フィナーレ 
      令和3年7月28日