正月三が日:喜連川温泉(オリオン座)など
川村 知一
 はじめに
珍しくキャンセルが出て、元日の“喜連川かんぽの宿”1泊が取れた。
元日夜は月齢5日、最近になく快晴で、21:30から1時間半ほどオリオン座の撮影に熱中した(無風で気温は2℃)。

翌2日朝7:30、6階の展望台から、9:30には5階の客室から日光連山を眺めた。
10:00チェックアウト、白鳥が見られる大田原の羽田(はんだ)沼へ50分ほどのドライブ、残念ながら今回白鳥は朝飛び立って夕方帰ってくる様子で空振り、カモが数百羽見られた。(一昨年11月には白鳥の留守番が20羽ほど見えたのだが)。

翌3日は所用で成田国際空港第1ターミナルへ、展望デッキから相変わらずの旅客機撮影を1時間ほど、往復とも渋滞なく片道1時間強であった。

 オリオン座;
元日夕食後、一服して夜空を見ると最近にない快晴、オリオン座がくっきり見えていた。
昨夏購入したレンズ、シグマ20㎜1.4(重さ1000g)をカメラ(D810)にセットして、宿の玄関を出て100mほど離れた娯楽施設ゲートボール場の暗闇で約1時間撮影した。
あまりに星が良く見えるので、部屋に戻って望遠レンズ、ニコン180㎜2.8をクロップ270㎜相当にして、オリオン座大星雲M42を撮影した(→温泉で暖)。

技術の進歩に驚かされたのは、わずか2秒の露出で、今までにないM42の画像が撮れた。
D810はミラーバランサー付、さらにのライブ撮影(ミラーアップ)でショックを少なくして、3600万画素、ISO10000(ノイズが少ない)が功を奏した。
写真はクリックで拡大

写真1.オリオン座

写真2.トリミング1

写真3.M42

写真4.トリミング2
 日光連山;
2日は5時に目が覚めて朝風呂に、日の出は6:50なので7:30に6階展望台に行き、天辺に少し雲がかかった日光連山を眺めた、残念なことに、素晴らしかったであろう日の出を見るチャンスが頭になかった。

写真5.7:30日光連山1

写真6.7:30日光連山2

写真7.9:30日光連山1

写真8.9:30日光連山2
 大田原羽田(はんだ)沼の白鳥;
喜連川から車で50分、関東地方では珍しい、約100羽の白鳥が越冬する大田原にある羽田沼を訪れた。2018年11月に訪れた時には20羽ほどの白鳥が見られたが、今回は1羽も見られずガッカリ。
白鳥は餌を求めて朝飛び立ち、夕方帰ってくるが、時には留守番する白鳥がいる。
今回はカモ数百羽だけしか見られず、写真は2018年11月の画像をアップします。

写真9.白鳥1

写真10.白鳥2

写真11.白鳥3

写真12.白鳥4
 成田国際空港第1ターミナル;
所用があって、3日は朝4:00起き、5:00出発、1昨年外環が湾岸線(大谷:おおや)に繋がったので、空港まで往復とも1時間強が可能になった。
所用が済んで展望デッキで約1時間、旅客機の離陸を撮影しながら見物した。
最近の国際線旅客機は4発のジャンボが少なくなり(多くは貨物機に)、燃費の良い双発のボーイング777、787、エアバス350が多くなった。

写真13.787

写真14.777

写真15.A350-900

写真16.747貨物機
令和2年の3が日は慌ただしい年明けとなった。 令和2年7日