「双樹・一茶」記念館
川村 知一
 はじめに
4月26日(水)、流山市にある「双樹・一茶」記念館を6年ぶりに再訪した。
大震災があった2011年9月、TV「ちい散歩」で流山市にある「双樹・一茶」記念館が紹介されて間もなく訪れていた。

前回はTVで紹介されたばかりで来訪者が多かったが、今回は数人が入れ替わり立ち代わりで、落ち着いた雰囲気であった。

 「双樹・一茶」記念館
流山は江戸時代、“みりん”の開発・製造が行われ、「万丈みりん」と「天晴みりん」は共にパリ万博に出展された歴史を持つ。

双樹は「天晴みりん」の秋元家5代目で俳句をたしなみ、一茶と親しく交流し、一茶は流山に立ち寄っていた。

現在の記念館は安政年間に建てられた秋元家の建屋を解体して復元した物であり、太い柱や梁が見られ、コンクリートではない記念館の良さが感じられた。

今回は前回には見逃した2階の展示を見学したが、ガラスで保護された掛け軸などがあり、挿絵付きで一茶が流山で読んだ句の解説が7点ほど見られた。

記念館では広い和室で庭を眺めながら一服できる喫茶サービスがあり、抹茶+落雁などのメニューがある。

 相変わらずの駄句

          “五月晴れ抹茶で一服一茶庵”  松戸馬笑
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写真1.
「双樹・一茶」記念館入口

写真2.
TV「ちい散歩」

写真3.
庭の眺め

写真4.
庭から
 
写真5.
句碑

 写真6.
句碑の解説

写真7.
挿絵付き解説1 

 写真8.
挿絵付き解説2
 
写真9.
挿絵付き解説3
 
写真10.
挿絵付き解説4

 写真11.
天晴みりん

 写真12.
記念館にて
      平成29年5月2日