日光たより(618):八丁出島紅葉ラスト撮影と滝名と冠雪降雹
 日光・玄梅正明 
こんにちは

27日、28日の日光は上空の寒気などの影響を受け一時降雹や雷雨の荒れた天候となった。
男体山や女峰山の山頂付近は3度目の冠雪となり早朝から訪れた観光客たちは寒さに震えながら明智平では雪景色の山と紅葉をカメラに収めたり、中禅寺湖畔のあちこちでも荒天の週末を大勢の観光客で賑わっていました。下りいろは坂は早目に帰る車でのろのろ状態で10時を過ぎるころには市内も渋滞で18時過ぎまで続いていました。

奥日光の紅葉もいろは坂途中の剣ヶ峰あたりが最盛で、さらに街中に向かって彩付きを進めてきています。26日に八丁出島の紅葉と29日に雨中の剣ヶ峰から見る紅葉を撮り、奥日光の紅葉情報は最後とします。
11月に入ると霧降滝や霧降高原の紅葉が見頃となってくるでしょう。
26日撮影の八丁出島錦秋・・陽が射すと鮮やかな紅葉がみられたのでズーム撮影
今年の紅葉見納め画像は、イタリア大使館別荘公園湖岸からの撮影。
剣ヶ峰からの般若・方等滝周辺の紅葉ですが、今年は真紅色が少なく感じます。
男体山のライブカメラからの映像・・明智平からの男体山の冠雪を撮ろうとしたが7時頃には雲に隠れてしまったのでライブカメラ画像を添付しました。
降雹は27昼頃に一時的に降った5mmほどの大きさの雹です。
《剣ヶ峰からみえる「方等の瀧」と「般若の滝」の呼び名が、大正時代から現在の国土地理院の地図に、左)方等・右)般若と逆になって表示されていることは知っていましたか?。
以前から疑問を持ち続けている一人ですが、なぜ明治時代までの日光山絵地図等に描かれている、剣ヶ峰から望む、左)般若・右)方等瀑が逆になったのか?「日光の名所ミステリー」を解き明かそうと、神田の古本屋で見つけた「日光山絵図」や、文献、亡父が残した古い「観光案内書」等を集めて調べているところです。
参考までに集めた明治時代の「日光山絵地図」や「絵葉書」「写真」や、最近見つけた関連資料の一部をコピー添付してみました。
添付:PDFを参照下さい。
私個人としては、天保8年に植田孟縉がまとめた「日光山志」が原本となり、日光の観光案内書や絵地図が数多く発行されてきた。その中に書かれている左)般若瀑布・右)方等瀑布が正しいのでは思っていますが、皆様からの知っている範囲の理由やご意見、感想がありましたら一報をお待ちしています。》

日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2023年10月29日