第414回講演会の予定    ⇒講演会トップページへ

日時: 2014年2月17日(月) 13001430
演題: クラシック音楽名曲物語 ~大作曲家の愛した女性たち~

講師: 音楽評論家 萩谷 由喜子 氏

講師・萩谷由喜子氏は音楽評論家として多くの著作を発表される傍ら、TV,ラジオにも出演されるなど多面的な活躍をされています。中でも女性と音楽との関わりを主なテーマとして取り上げるユニークな評論活動を展開されています。

この講演では、日頃クラッシック音楽にはあまり馴染みのない方々にも楽しんでいただけるよう、大作曲家たちの名曲に秘められた人間模様、特に作曲家をめぐる女性たちとの愛憎の物語を交えながら、それぞれの名曲について語っていただきます。

数多くの西欧の作曲家の中から選ばれて、ここに登場するのは、ヴィヴァルディー、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、そしてショパンの五大作曲家とそれぞれの名曲中の名曲です。普段耳に慣れたあの名曲も、とても感動的で興味深い物語で彩られると、その曲の旋律がさらにドラマチックに心に響くようになります。この講演では、音楽の「評論」ではなく、クラシック音楽の「楽しみ」をさらに深めていただくことを期待します。

講師紹介

東京都文京区生まれ。邦楽とピアノを学び、立教大学卒業後音楽教室を主宰するかたわら、音楽評論を志鳥栄八郎に師事。専門研究分野は、女性音楽史、日本のクラシック音楽受容史。1990年代から音楽誌、新聞に演奏会評、CD評、演奏家論、楽曲分析等を執筆。現在、『音楽の友』、『モストリークラシック』のコンサート批評欄を毎月担当するほか、随時放送出演、全国各地でクラシック音楽レクチャー講座も開講している。

主な著書に、女性と音楽をテーマとする『五線譜のバラ』、『音楽史を彩る女性たち』、日本のクラシック音楽受容史の中で特筆すべき女性音楽家に焦点を当てた評伝『幸田姉妹~洋楽黎明期を支えた幸田延と安藤幸』、『田中希代子~夜明けのピアニスト』、 『諏訪根自子~美貌のヴァイオリイスト その劇的生涯』、ショパン生誕200年記念『ショパンをめぐる女性たち』、音楽家のライフストーリーをテ-マとする『作曲家おもしろ雑学事典』、『音楽家カップルおもしろ雑学事典』など。共著に『ショパンのすべて』、『音楽でリラックス』などがある。2013年9月、宮澤賢治没後80年記念として『宮澤賢治の聴いたクラシック』を小学館より出版、各方面に反響を呼んでいる。

ホームページ 「萩谷由喜子の世界」   http://www15.ocn.ne.jp/~yukiko99/


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あかがね倶楽部事務局へ電話(03-3710-7383)またはEメール(akagane@jeans.ocn.ne.jp)にて、

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是非お誘い合わせの上ご参加いただくよう、お待ちしております。