2015年 2月作品
先月は時間が足りなくて、「たらしこみ」をした墨の結末を見届けることができなかったので、続きはそれぞれ自宅でやってみることになりました。 そのようなわけで、今月は顔を合わせるなり、作画の苦労話に花が咲きました。 そのなかで、今井さんが、手引書にある「水をはく」という言葉の意味がやっと分かったよ と言ったのが印象的でした。 墨をたらしこむ前に水を引いておく行為のことですが、やった人でなければ分からない水扱いの機微を体得したということで、やはり技法は身体から学ぶものだと痛感しました。 次回 3月17日(火)13:00〜15:00 画題 「桜」 (世話人 上野 昌X) |