今回は正月にちなんで「獅子舞」を描くことにしました。昔は正月になるとどこからか赤い獅子頭を持つた舞手と首から小太鼓を吊った囃し方の二人連れがやってきたものです。こうした風物詩を絵にできるのも肩の力を落とした俳画だからこそのよさだと思います。絵の書き方としては動勢が主になりますから、筆の速さが決めてになります。あまり細かいところにはこだわらず、動きの瞬間が表現できたら万々歳です。
次回 2月22日(火) 13時〜15時
画題 「福寿草」