１２月歩こう会報告

   １２月６日に暖かな好天に恵まれ池上から馬込を歩きました。
最初の本行寺はさすが大本山の威容を備えた大寺院でした。　　　　　
   拝観後境内を裏に抜け馬込へ向い、途中の小さな　しかし由緒がありそうな神社で小休止しながら長い坂を下り桜道へ出ました。
   川端龍子記念館は展示された日本画の大きさに圧倒され、また蒙古旅行のスケッチか愛用の硯や岩絵具も展示され興味深いものでした。
   記念館の道を隔てた前に川端龍子のアトリエと旧宅があり、ここは女性の解説員の案内で見て回りましたが、建物は使用されている材料が極めて立派なものでしたし、庭は整然とした庭ではなく自然豊かな庭で、ちょうど紅葉等の散り落ちる風情がいつクしかったです。また孟宗竹がアプローチの垣根や建物の外壁に多用されているのが目立ちました。
   その後は桜並木の中を馬込方面に向い、女流かな文字の書家熊谷恒子の旧宅で、作品を拝見しましたが、きれいだ程度しかわからず、何が書いてあるのかは解説板を見ないとわかりませんでした。
   本日の見学先はいずれも大田区が管理していて,高齢者は無料でした。
（参加人員　１１名）