日精会からのたより・日精会結成四十周年記念式典報告
 日光・太田啓三 
男体山には雪が残りますが、やっと春本番となり、燃えるような新緑の到来という日光の自然で最も美しい季節となりました。ゴールデンウィークに入り、観光客も増えつつあります。5月17日は「東照宮流鏑馬」18日は「東照宮百物揃い千人行列」と弥生祭 の後のお祭りが続いています。ぜひ、お出かけ下さい。
   さて、日精会結成四十周年記念式典も終了しました。後日、「日精会たより」でお知らせします。写真と一部記事を送付しますので、ご欄下さい。



総会・記念式典ルポルタージュ 
4月15日(月)の午後1時過ぎ会場の《季潤舎 》は、会員が三々五々と集まりはじめ、にわかに会場が沸(ふっ)騰(とう)!開会直前の光景でありました。懐かしい顔なじみに会えて、往年の思い出がふつふつと涌きあがり、住み慣れた実家に戻ったような「ホットする瞬間」に似ていました。 
 
定期総会
篠原副会長の開会宣言に始まり、議長には久次良支部の登坂理平さんが選出され、これまた洒(しゃ)脱(だつ)に仕切り、式典を控えているためか総会自体はスムースに終了しました。
 
記念講演会
栃木県労働者福祉協議会会長伍井邦夫氏から「これからの高齢者生活」の演題で一時間の講演を聴くことができました。流石に同氏の豊富な経験に裏打ちされた蘊蓄(うんちく)にとんだ中身の濃い内容であり、日米交渉や足銀問題・TPP・年金の行方などの事象を、的確に捉えた講演であり大変参考になりました。
 
記念式典
会場はパーティ形式に模様替えがされ、来賓の方々も含めて60余名の式典が華やかに開会されました。冒頭日野会長のスピーチは飛び切り≠フ内容でした。やおらサミュエル・ウルマンの《青春》の一節がほとばしり、 曰(いわ)く「年を重ねただけでは人は老いない。理想を失う時に初めて老いが来る」と。クゥ〜、こいつァ、しびれるねェ!


続いて多くの来賓を代表して、次の四人の方から祝辞を戴きました。(なお、他のご臨席来賓は別掲の通りご紹介をさせていただきました)
祝辞の要旨 
*三浦高退連会長「日精会の永年の実績に敬意を表する。今後とも高退連の牽引力を努めてほしい」*斎藤委員長「歴代役員をはじめ全会員の結束力に感心する。労組も春闘は終わったものの引き続き雇用を守る活動をしてゆく」
*平田所長「本年は和楽踊100周年にあたるので、日精会の皆さんにも大いに盛り上げてほしい。古河スカイは住友軽金属と合併して、《(株) UACJ》という業界では世界第3位グループの企業に生まれ変わる」
※谷博之参議院議員からは「古河日光とは自分としても40年の付き合いになるが、往年の精銅所社宅における市議会議員の選挙活動には独特の熱意があり忘れられない。あと90日で私が改選選挙を迎えるので、従来に勝る応援をお願いしたい」など多岐多彩の祝辞でありました。


祝 宴 
日精会元会長伊原邦雄氏の音頭で乾杯となり、仲間と飲む酒は格別で会場は盛り上がりました。今回は立食パーティースタイルという斬新さで、テーブルのオードブルに加えて、特別仕立ての模擬店では、天ぷら/すし/おでん/茶そば≠ェ提供され、参加者一同笑顔で舌鼓を打ちつつ異口同音に喜んでいました。
談(だん)論(ろん)風(ふう)発(はつ)(いろいろな意見が活発にかわされること)尽きることのない懇談の中、気が付けば閉会の時刻が迫り、名残惜しいひとときではありましたが、司会の太田副会長の提案で、ご当地《日光弥生祭》の手締め「三・三・一」と、お洒(しゃ)落(れ)なお開きとなりました。(大沢東支部 石川誠一記)

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2013年04月29日