日光便り:日光東照宮五重塔初重内部心柱特別公開に花添える
 日光・玄梅正明 

皆様こんにちは


   5月22日開業する東京スカイツリーには、五重塔を参考にした「心柱制震」と呼ばれる免震システムが導入されており、これによって、今にわかに五重塔の構造が注目されていることを皆様はご存知でしょうか。また、五重塔が建つ場所の標高はスカイツリー(634m)とほぼ同じ高さであるなどいくつかの共通点があります。 そこで スカイツリーのオープンを記念して5月22日より五重塔初重内部を公開いたします。
(拝観料:一人当たり300円  期間:5月22日より25年3月31日まで)


   本日はNHKTVでもニュース放映されましたが、関係者内覧会があり皆様より一足早く拝観してきました。 はじめてみた内部は、金色に輝く心柱と仏像や内部色彩のすばらしさにただただ驚くばかりでした。
 ぜひ、一見の価値がありますのでこの機会に日光にお出かけになられ皆様に見ていただきたいとお知らせをしました。


   年間を通して、二社一寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)の名所旧跡ほか、自然美豊かな日光を満喫していただきたいとお誘いいたします。



参考までに「日光東照宮五重塔(重要文化財)」について記します(東照宮の資料より)


  日光東照宮の最初の五重塔は、慶安3年(1650)に初代若狭小浜藩主の酒井忠勝が寄進したものであったが、文化12年(1815)に焼失した。その後、文政元年(1818)に十代藩主酒井忠進(ただゆき)が再建したのが現在の五重塔である。
  高さは36m。極彩色の日本一華麗な五重塔で初重軒下には富田宿(現・大平町)の名工 後藤正秀が手がけた十二支の彫刻がある。また、初重内部にも漆塗り・彩色・漆箔がきらびやかに施されている。
   塔を貫く心柱は事例の少ない懸垂式で、基礎には据えられず、四重から吊り下げられて浮いている。これは、時を経て重みで塔身が縮んだ際にも、心柱が五重の屋根を突き抜けてしまわないよう、江戸時代に考え出された工法である。



   霧降高原の六方沢ではアカヤシオの開花がはじまりました。アカヤシオ群落地の各所とも今年はヤシオの花数が少ないようです。
(4月の強風で蕾がいためられたか?)


   日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース

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2012年05月12日