日光たより(608):四年ぶりに蘇った「日光和楽踊り」
 日光・玄梅正明 
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 近年は新型コロナウイルスの影響で中止となっていた、日光市の夏の風物詩、年に1日だけの祭り「日光和楽踊り」が、4日夜、和楽の里と呼ばれる同市清滝町の古河電工日光事業所で4年ぶりに蘇り、浴衣姿の市民、従業員らの踊り手や、おおぜいの観客たちが、夕暮れ時の会場で、踊り初めの電飾の一斉点灯の素晴らしさに喚声を上げ明るく照らされた中で、日光事業所の創業第117周年・行幸啓第110周年の伝統ある”祝宴”日光和楽踊りを楽しんだ。
本番前には、和楽池畔にてイベントも行われ、地元の小学生による「子供和楽踊り演奏」や「和楽の里抽選会」が行われた。

『大正2年9月に大正天皇と貞明皇后が日光電気精銅所(現 古河電気工業)を訪問されました。当時民間企業を行幸されるのは初めてのことで、大任を果たした夜、会社・所員の祝宴の席、一人の老人が音頭を取り居合わせた一同がそれに和して踊り出したのがはじめと言われ、当時の「盆踊りは風紀上好ましくない」と厳禁されていたので、それならばと「和楽踊り」と命名、健全な娯楽として現在に継がれている。』

日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2023年8月5日