日光たより(605):今年も優美に絹傘開く
 日光・玄梅正明 
こんにちは

今年も門柱のクロチク(黒竹)の生垣に優美な姿をしたきのこ「キヌガサタケ」が二本お目見えし、近所の方たちも今年も珍しいきのこがみられたと感激してくれています。
レース状の網が特徴的で、その姿が美しいことから「キノコの女王」とも呼ばれている。

昔の貴婦人は、外出の際に「絹傘」を後ろからさしかけていた、その姿に似ていることから名前がついたとも言われている。

頂部の「クレバ」と呼ばれる黒い部分を取り除いて食用として利用、中国では高級食材として愛されているようだ。(スッポンタケ目、スッポンタケ科、スッポンタケ属の食菌)

先ず、卵のようなものが地面に現れ、頂部が割れて、数時間で胴体成長して、その後に網が頂部から垂れ下がるように成長するが、短時間で倒れてしまうほど成長のスピードが速い。

写真1・卵の頂部割れ(7/22 20時)
写真2・成長(7/23 5時30分〜11時15分)
写真3・成長した2本(7/23 8時)
写真4・最大伸長23cm
写真5・新しく地上に顔出す(7/23 6時)

日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2023年7月23日