日光たより(596):日光二荒山神社で弥生祭本祭り4年ぶりに開催
 日光・玄梅正明 
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日光山内の世界遺産・日光二荒山神社の「弥生祭」の本祭りが17日開かれた。
弥生祭は、県無形文化財で約1200年余の歴史がある。
新型コロナウイルスの影響でここ3年間は各町家体献備などの関連行事(付祭り)行事が見送られてきた経緯があったが、家体献備(付祭り)が4年ぶりに行われ日光に、本格的な春の到来を告げた。

東西11町の花家体が境内に入る祭りのハイライト「繰込み」の前に、同神社の大鳥居前に集結。西町4町内の花家体は先番当番の花石町を先頭に西参道を上り同神社大鳥居前に、東町7町は当番稲荷町を先頭に長坂を登り表参道から下新道を通り
大鳥居前に集結。お囃子を奏でながら、住民や外国人、観光客らも引き手に混じり各町の花家体が坂道の参道を駆け上がった。神社参拝を済ますと各町花家体が境内に並ぶと、次のハイライト各町の代表使者(口上を述べる走り使者と名刺を受け取る受け使者)が、古式ゆかしく各町への挨拶回りの名刺交換が行われ、使者口上の周りには初めて見る客や町内の中老大老たちが遠巻きに真剣に聞き耳を立てて聞き入っていた。
また、平日にもかかわらず境内一杯の人々が終日祭りを楽しんでいた。
(一連の祭り風景を添付します。)

日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2023年4月19日