日光たより（562号）：青空続く奥日光

日光・玄梅正明

こんにちは 市内は、今にも降り出しそうな雨雲や濃霧の日々が続くがいろは坂を登るとウソのような青空が広がる爽やかな夏空が迎えてくれる。（7/7午前7時10分頃撮影） 戦場ヶ原では7月〜8月上旬まで楽しめるホザキシモツケ（穂先下野）の開花がはじまった。秋にはきれいな草紅葉となって楽しめる。下野國（栃木県）の名がつく花でもある。 （ホザキシモツケの大きな群落は、北海道と本州ではここ奥日光と長野県の霧ヶ峰だけにみられる。（隔離分布）以前は環境省の絶滅危惧種にも指定されていたこともあり2018年時点では「要注目種」に指定されている。また戦場ヶ原と小田代原の周辺だけに生息している「フタスジチョウ」の幼虫は本県では絶滅危惧昆虫に指定されていてホザキシモツケは幼虫の唯一のエサにもなっている。）（撮影7/8am7時頃） 国道沿いにみられる果樹ナシの原種とも言われるヤマナシが昨年は枝も折れそうにたわわに実ったが今年は不作のようで数少ない。（撮影7/8　11時30分頃） 先週まで、おおぜいの観賞客でにぎわったクリンソウの花もすべ終わり、花同様に輪状の種子に変わり始めている。 （撮影7/8　11時40分頃） 日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ　＼０／ヤッホー　玄梅デース

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２０２２年７月８日