日光たより(553号):奥日光の春とシカ食被害
 日光・玄梅正明 
こんにちは

GWも終わり静けさが戻った9日の奥日光は気温が一桁の7℃と寒い日となってしまったが、中宮祠の国道沿いのオオヤマザクラは、昨年に比べ1週間から10日ほど早く見ごろを迎えている。
また、日光二荒山神社中宮祠の男体山登山道の登拝門から一合目の中間地点にある斜面では、人気の高い山草の「シラネアオイ」の群生地があり、これまた昨年より一週間ほど早く紫色の花に混じり白花のシラネアオイも見頃となっています。
龍頭の滝近くの国道沿いには、栽培ナシの原種であるヤマナシ(山梨)が今年も花蕾をたくさんつけ開花まじかとなっている。中宮祠から湯元方面にかけてのオオヤマザクラは今週いっぱいは見ごろでしょう。

ハイキングのコースの一つに北戦場ヶ原から逆川沿いに光徳沼への林間コースがあるが、数年ぶりの多雪だった影響で餌不足だろうか?野生のシカの増えすぎだろうか?ウラジロモミの樹木の食害と斜面一面を覆っていたクマザサの食被害が多大で問題となるような酷い状況になっていることに驚いた。
樹木の皮を一周食べられたら枯れてしまうのは目に見えている。残っているクマザサも食害に遭うのが目にみえるようだ。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2022年5月9日