日光たより(513):雨明けの奥日光へ
 日光・玄梅正明 
こんにちは

梅雨明けとなった今朝の奥日光戦場ヶ原では、一昨日まで霧に包まれ全体が見せられなかった鬱憤を晴らすように初夏の原一面の景色を晴れ晴れと表現してくれていました。

男体山を背景にカラマツの朝露が霜が降ったように白く朝日に光輝いている光景も見られ、日当たりの良い湿原に群落をなして咲くホザキシモツケがピンクの花園をつくるように開花がはじまり夏本番を迎えようとしています。

7月末から8月中旬にかけて一面に広がる最盛の「ピンクの花園」と、戦場ヶ原と小田代原およびその周辺だけに生息する、分布が非常に局地的なホザキシモツケで生育する貴重な蝶の「フタスジチョウ」が見られますよ。ぜひ、観賞にお出かけください。

今日は「あきる野市」の小学生81名と湯元〜湯滝〜戦場ヶ原〜赤沼間の自然探勝ハイキングをしてきました。
この時期の奥日光にしては気温も上がり21度汗ばむ身体を爽やかな風が吹き抜け日光連山の全景を望めたのも何日ぶりだろうか、湯川ではカワマスの泳ぐ姿やマガモの親子が泳ぎ子供たちは大よろこびで奥日光の自然を満喫してくれていた。

梅雨明けの土曜日とあってか、コロナ禍を逃れてきたのだろうか一般のハイカーはもちろん家族ずれのハイカーが多く目立つ。
県内外の車が赤沼の駐車場を満車状態にしていた情景を見るのも何日(何ヶ月?)ぶりだろうか。市内国道でもしばらくぶりの渋滞がみられた。
菖蒲ヶ浜キャンプ場では色とりどりのテントの花が所狭しと咲いていました。

早くコロナ禍の収束で活気ある以前の日光に戻ってほしいと願うばかりだ。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2021年7月16日