日光たより(495):祈年祭に参列
 日光・玄梅正明 
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温暖気候だった昨年より、さらに一ヶ月も早く、庭木のアカヤシオの蕾が膨らみ開花もまじかとなり、ミツマタは開花がはじまってきた。例年だと4月17日の二荒山神社の弥生祭頃に満開がみられるが、3月中の開花には驚いている。

春は、祈年祭でその年の五穀豊穣を祈り、秋には、収穫に感謝する新嘗祭がある。

春の祈年祭(きねんさい・としごいのまつり)は、毎年2月17日に宮中でも行われている祭祀だが、日光二荒山神社では毎年3月20日に恒例斎行されている。総代および氏子関係者の一人として参列してきた。

手水の儀を済ませ、神職および参列者対面に始まり、二荒山神社拝殿前まで参進し、修祓からはじまり、皇居に向かい拝礼の儀を斎行。
 
拝礼の儀の後、拝殿内に全員着座し宮司一拝からはじまり御扉を開け、祭神に神饌を供し、祝詞を奏し、巫女による神楽奉納、宮司・祭員(神職)の二礼二拍手一拝の作法で列拝、参列者代表による玉串を奉りて同作法で参列者一同が拝礼、神饌を徹し宮司が御扉を閉じて、宮司一拝をもって一連の祭祀を終えた。

最後に宮司の挨拶があり、「今年も平穏無事に五穀豊穣で秋には収穫の報告ができるようにと、新型コロナの早期収束で、氏子はじめ全員がコロナ禍以前の生活に一時も早く戻れることを大神に願ったと話された。

退下後、通常ならば直会が行われるが新型コロナウイルス感染症対策のため、中止とした。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2021年3月20日