日光たより（460号）：奥日光紅葉情報（Ⅰ）

日光・玄梅正明

こんにちは 奥日光は全体に少しずつ紅黄葉の色付きが進み始めた。 今年の紅葉前線の歩みは、今後の天候と冷え込みにもよるが平年並みから遅れ気味のようです。 車窓からも、歩いても見える奥日光の紅葉前線情報を湯元から順に画像にてお知らせします。（撮影日は10/2と3日） 湯元湯滝周辺・・色付きはじめたが、毎年見事な湯ノ湖周辺の山紅葉はもう少し先でしょう。湖畔の白樺の黄葉が見頃です。 戦場ヶ原・・原全体の草紅葉は色濃くなってきたが、10日ごろが見頃となるのでは・・赤沼周辺の草紅葉<ホサキシモツケ）も色濃くなってきた。 龍頭の滝・・例年だと紅葉の早い龍頭の滝では、今年は色付きはじめたばかりで予想外に遅い。 小田代原・・草紅葉は今が盛りでカメラマンが多く来ている。 今年は赤色が少ないためか物足りない感じの色合いです（先週の降霜の影響か？）これからは貴婦人の後ろに並ぶカラマツ黄葉の金屏風に期待がかかる。 立木観音（歌が浜）のカツラの黄葉・・素晴らしい黄葉とカルメラを焼いたような甘い香りを駐車場いっぱいに漂わせています。 ズミやナナカマドの果実は今年は異常なくらいに着実している。 前回のマスの遡上から周遊3年目となるので、今年のマスの遡上を見たく9月中旬過ぎから数回、菖蒲ヶ浜に通ってみていたが、今年は一匹も見られない？漁業組合の方に聞いたところ、今年の異常高温により中禅寺湖の水温が高く、例年なら、とっくに遡上は終わっているはずだが川に戻れないのではとの話であった。 三年前の婚姻色のマスの遡上画像と一匹も戻らないバイカモ咲く戻り川の画像を合わせて添付します。 今後、遡上が見られることに期待したい。 日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ　＼０／ヤッホー　玄梅デース

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２０２０年１０月４日