日光たより(456号):奥日光は秋の気配
 日光・玄梅正明 
こんにちは

残暑お見舞い申し上げます


厳しい(厳しすぎる)残暑が続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
1.5カ月ぶりの奥日光は、夏の花のホサキシモツケやノアザミも花期を終え続けてキク科のキオンやキツリフネが原の一角を埋めるように黄色い花を爽やかな風に揺らしていました。
一面のキツリフネの中には、白花のツリフネも見つけることができます。アキノキリンソウやアキノウナギツカミも開花しはじめて足元ではエゾリンドウやワレモコウも見られ、秋の気配が強く感じるようになっていました。
これからは小田代原の一本のシラカンバ(貴婦人)が草紅葉に映える景色がみられる季節が楽しみですね。
(小田代原の秋の花を添付します)

自宅の庭には、今年初めてツルニンジン属の(別名・バアソブ=婆蕎)がヤマユリに変わって支柱に絡みついて開花した。
ツルニンジンは根の形が「朝鮮人参」に似ていることからきている。
(別名の意味の、「ソブ」の意味は、花冠にある斑点によるが、木曽の方言で「そばかす」を意味し、婆さんのそばかすと言った意味になり、近縁種の「爺蕎=じいそぶ=爺さんのそばかす」と対比してつけられた名だという。別名は、地方によって面白い名をつけますね。

                   
日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2020年8月27日