日光たより(452号):マスクをしたお地蔵さまは何体?
 日光・玄梅正明 
こんにちは

「GoTo」トラベル開始を前に、新型コロナウイルス感染拡大防止の願いなどを込めて「日光市女将の会」根本会長他女将さんたち5名が、この地で初のイベント景勝地・憾満ヶ淵の「並び地蔵」にマスクを着けました。
感染防止をしながら楽しい日光の旅行をしていただきたいと言うことで今月31日まで見られます。

日光の数ある有名な景勝地の一つ「憾満ヶ淵の並び地蔵」は、数えるたびに数が合わないことから(化け地蔵)とも言われている。マスクをつけたお地蔵さんは数えやすいですよ!

・マスクをつけたお地蔵さんの数は何体あるでしょうか?
(答え:70体)

・宇都宮市の無病息災の縁起物「黄ぶな」の刺繍が施されているマスクをつけているお地蔵さんは何体でしょうか?
(答え:6体)

並んでいる地蔵の頭は剃髪(ていはつ)であるが、二体だけ螺髪(らほつ)頭の阿弥陀如来の石佛が混じっている。その一体にはメガネをかけた石佛が見られる。頭にエゾハルゼミの抜け殻がついたお地蔵さん、顔の表情が一体々違うお地蔵さんを探したり見つけながら楽しむのも旅の思いでになるでしょう。
ぜひ日光へお出かけください。

※「並び地蔵」について
慈眼大師天海の門弟をはじめ、有縁の僧俗が「過去万霊・かこばんれい」・自己菩提・じこぼだい」のために、親地蔵と石地蔵、約100体余を刻み「並び地蔵」とした。
今は無い列座の奥の親地蔵と他の地蔵のいくつかが、明治35年(1902)9月28日早朝の大洪水で流出した。当初百体余りあった並び地蔵は、現在74体しか残っていない。(足尾台風によるこの大洪水で神橋も流出した記録が残っている。)
                   

日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2020年7月21日