日光たより(447号):夏越の大祓
 日光・玄梅正明 
こんにちは

日光二荒山神社の年中行事(神事)の一つ「夏越の祓(なごしのはらえ)」に参列してきました。

夏越の祓とは、6月(水無月)末日に斎行される神事で、私たちが半年間に日常生活の中で知らず知らずに犯してしまった罪穢れを除き去るための除災行事で、人形(ひとがた)に託して身体を清め、心新たに生活を営むべく、大きな力を得る大切な行事が大祓(おおはらえ)である。
大祓とは6月と12月の末日(晦日)に全国の神社でおこなわれる神事で、年末の大祓を「年越の大祓」と言っている。

今回の大祓は雨天のため16時から神社拝殿にて斎行された。
コロナ禍の早期終息も併せての祓を神職と参列者が間隔をあけて対面し大祓神事をすませ、境内入口に建てられた注連縄を張った結界内に茅で編んだ「茅の輪」を、正面から最初に左回り、次に右回りと8の字を描いて計3回くぐり、半年間にたまった病と穢れを落として、残りの半年を無事に過ごせることを願って帰宅の途についた。


日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2020年6月30日