日光たより(445号):梅雨入り彩りの日光・奥日光
 日光・玄梅正明 
こんにちは

梅雨入りして4日目、雨上がりの新緑がまぶしい憾満ヶ淵の散策は日光にもこんなに素晴らしい所があったのかと思い直すくらいに感じる。
改装中の霊庇閣の屋根工事も終わり対面の梵字岩を前にして黒光りした擬宝珠輝き、苔むす並び地蔵の被る赤色が新緑に目立っている。清流では、亀が泳ぐように見える石が縁起を感じる。

先週は緑の中に、ズミの花とワタスゲで純白に彩った初夏の戦場ヶ原周辺では花も終わり、今度は梅雨空の下にオレンジ色のドレスにお色直しをしたレンゲツツジが緑の中に浮き立つように戦場ヶ原や湯ノ湖畔を彩っている。
湯元ではバラ科の桜の仲間のシウリザクラが木々いっぱいに満開としている。今年の春先の花ヤシオの開花は数少なく心配したが、これから咲く草花は色よく見事な開花を見せている。
中禅寺に下がると、新緑に包まれ流れ落ちる真っ白い華厳の滝が目を惹く、本日の落水量は1.3㌧/秒であった。

日光二荒山神社では、華厳の滝近くに末社「華厳神社」を創建し21日に鎮座祭が執り行われる。6月21日が例祭日となる。
祭神は二荒山大神(ふたらやまのおおかみ)と水神の水波能売命(みずはのめのみこと)。(本来は5月ごろに創建する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で遅れたという)
日本三名瀑の一つである名勝地にお出かけの際には、華厳の滝のそばでぜひ願掛けしてみてはいかがでしょうか。

画像で初夏の日光・奥日光を感じとってください。


日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2020年6月14日