日光たより（421号）：寒から暖

日光・玄梅正明

こんにちは 昨日、今日と各地で季節外れの暖かい日となり、白かった日光連山の雪も融け黒い山肌が目立つようになった。 【寒】日光湯元温泉の泉源（湯元温泉では源泉でなく泉源と呼ぶ）小屋にできる「泉源ツララ」を見たことがありますか？ 通称「泉源ツララ」は、泉源小屋の屋根に積もった雪が噴きあがる温泉（硫黄泉）の湯気で融かされてできるツララで、積雪と極寒が条件となる珍しい冬の風物でもある。 今年は暖冬の影響で、見られないかなと思っていたが7日からの寒波で条件がそろったのではと思うが、湯元温泉に出かけた2日目の吹雪の朝（9日）に運良く見ることができた。（2月9日撮影） 以前に、あるＴＶ局の撮影のガイド時に、このツララをなめてみたが硫黄泉の強烈な渋みと酸っぱさがあったことを思い出した。（皆さんは真似ないでください） 【暖】湯元から自宅に戻ると、暖冬の影響か近所の庭先では例年より早く「マンサク」が満開になっていたので撮ってみた。早春に他の花に先駆けて「まず咲く」事から、マンサクという説や、枝いっぱいに花をつけることから「萬咲く」で万年豊作に通ずるの説がある。 ピンクネコヤナギも例年より早い芽吹きを見せていた。（2月11日撮影） 「寒から暖」の便りを送信します。 日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ　＼０／ﾔｯﾎｰ　玄梅ﾃﾞｰｽ

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２０２０年２月１４日