日光たより(392号):戦場ヶ原・小田代原近づく秋色
 日光・玄梅正明 
こんにちは

奥日光9月14日の気温は朝で9℃、日中でも18℃と一気に秋を思わせる様な一日だった。

戦場ヶ原、小田代原に、近づく秋色の気配が強くなってきた。

小田代原と言えば「貴婦人」と愛称されている一本のシラカンバだ。
樹齢約80年経つと言われているが、薄黄色に色づいてきたカラマツ林の屏風を背にして、背筋を延ばして立つ姿は、さらに気品を漂わせている。
気品ある「老貴婦人」と呼ぶにはまだまだ早い。

花数が少なくなってきた戦場ヶ原でも、湿原全体が秋色になってきた。その中で、花冠の斑点が明方の星に見立てたところから名がついたアケボノソウ(曙草)が、リンドウと共に目立ち湿原のスターとなっている。

燃えるような色鮮やかな草紅葉を見られるのもあとわずかだろう。
9月後半から10月は楽しみが増えてくる。
一泊二日(二泊三日)で、日光秋の世界遺産と国立公園の自然を楽しんでみてはいかがでしょう。

市内でも、初秋に見られる不如帰(ホトトギス)が咲き始まった。
ホトトギスと聞くと鳥の名前を思い浮かべると思いますが、湿った斜面や岩場でみられる山野草の花です。


日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2019年9月16日