日光たより(382号):奥日光の花の開花

 日光・玄梅正明 
こんにちは

梅雨の最中いかがお過ごしですか。

今年は、戦場が原でみられる花のほとんどの開花が遅れているように感じられます。また花数も極端に少なく、今頃、原一面が真っ白になるワタスゲの穂綿もわずかでカメラマンたちをがっかりさせています。

今年4月の低温と6月13日に降りた霜が原因していると思われます。

夏の花「ホザキシモツケ・穂咲下野」も例年に比べ開花が遅れてまだ蕾が青くいくらか赤味が増してきた程度。
そんな中で、ホザキシモツケを生息環境としているフタスジチョウの蛹と飛び交うフタスジチョウを撮ってみました。

ホザキシモツケとフタスジチョウは、県のレッドデータブックでは以前、絶滅危惧Ⅱに指定されていたが現在は「要注目」となっている。

花の形を烏帽子をかぶった鍾馗の姿に見立てた「ショウキラン・鍾馗蘭」が遊歩道の側で咲いています。
隔年ごとに開花するバイケイソウも今年は蕾をつけて林の中で開花を待っていました。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2019年7月7日