日光たより(380号):奥日光初夏の霜

 日光・玄梅正明 
こんにちは

奥日光の朝の気温は10℃前後と日中でも16~17℃と平地での夏日予報はうそみたいな気温が続いています。

皆様は驚くかもしれませんが、初夏の戦場ヶ原に霜が降りるのです。

十数年この時期、毎日のように奥日光にきていますが、初夏の霜を観測したのは2度目です。
1度目は、平成20年(2008年)7月1日でした。
2度目は、令和元年(2019年)6月13日です。
(友人の山崎氏撮影)

参考までに、奥日光戦場ヶ原の夏、冬の平均気温を示すと夏(8月)の平均気温は17℃~18℃、1月の平均気温は-7℃、過去の最低気温は-30℃。戦場ヶ原の年間降水量1600㍉・市街地は2300㍉と降雨量も少なく戦場ヶ原に梅雨がないと言われる所以です。

市内は雨が降っていても戦場ヶ原では晴れていて、青空の下で清々しい空気を思う存分吸いながら、カッコウなどの小鳥の声やエゾハルゼミのにぎやかな鳴き声をききながらのハイキングはお薦めです。

戦場ヶ原にはワタスゲもちらほら見られるようになってきました。また、足元のクマザサの中でギンリョウソウ(銀竜草・別名ユウレイタケ)との出会いはハイキングの楽しみの一つになると思います。

初夏の霜2景と小鳥(カッコウ・ノビタキ)・銀リョウソウを添付します。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2019年6月18日