日光たより(373号):平成結びの開山祭と中禅寺湖渇水

 日光・玄梅正明 
こんにちは

今日は、日光二荒山神社中宮祠で男体山はじめ神々が在する日光連山八連峰(男体山、女峰山、太郎山、奥白根山、前白根山、大真名子山、小真名子山、赤薙山)の「平成」から「令和」へと元号を結ぶ開山祭があった。

昨年までは、5月5日が開山祭で10月25日が閉山祭であったが男体山は、日本100名山でも人気のある山で、開山を早くしてほしいとの登山客からの要望に合わせ、宮司名代も変ったことから、今年から4月25日を開山祭として11月11日の閉山祭まで登山期間も延長した。

朝方まで降っていた雨も、開山祭がはじまる前には薄日も射しこみ男体山も見え、気温も17度と奥日光にも春の到来を思わせるような暖かさであった。

神事のあと、中麿輝美宮司の手によって閂(かんぬき)が外された後、神職二人の手によって平成結びの登山口の門扉が開かれ、一合目遥拝所にて神職、地元関係者らが登山シーズンの安全を祈願した。

平成結びの開山祭を待ちきれずに早朝6時からの登山者は9名いた。

今年は降雪、降雨が極端に少なかった奥日光、中禅寺湖の水位も最近では異常とも思える減水で通常の水際から約15㍍も先となってしまった。通常だと釣り人は腰の位置まで水に浸かっての釣りとなる。田植えシーズンともなり水不足が心配される。

開山祭と中禅寺湖の現情景を発信します。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2019年4月25日