日光たより(367号):弥生祭、神輿飾祭・献灯式で幕開け

 日光・玄梅正明 
こんにちは


13日、日光二荒山神社で神輿飾祭(しんよかざりさい)が厳かに行われ、日光に春の訪れを告げる弥生祭が幕開けした。

穏やかな春の陽気と土曜日のこの日は、境内も大勢の観光客が訪れ珍しい神事に見入っていた。
世界遺産登録20周年迎える旧日光市内は華やかな雰囲気に包まれ17日まで続く弥生祭で華やかな雰囲気に包まれる。

神輿渡御祭は、弥生祭の幕開けとなる神事で、地元住人たちによる「神人(じにん)」が修祓の後、境内の国指定重要文化財「神輿舎」から本社、滝尾、本宮の金色の三神輿を次々と担ぎ出し、本社拝殿に遷座する神事である。
17時からは、「献灯式」が行われ、修祓神事のあと、本殿より蔭灯に点火、神職、八乙女が境内の「化燈籠」「石燈籠」の燈明に点火される儀式が斎行され初日の幕開けとなった。

14日、13時から滝尾神社神輿渡御祭がはじまり途中、東照宮前で東照宮宮司はじめ神職が神輿をお迎えして「酒迎え式」の神事が行われた後、滝尾神社へ渡御される。滝尾神社祭神(田心姫の命が、実家にお戻りになる儀式と言われている)
(参考に、14日祭礼の渡御行列と酒迎式の昨年の画像を添付します)

15日は、氏子大祭が行われ、16日の宵祭りからは、東西11町の花家体が繰出し街中を彩る。16日の宵祭りは東西や他の集結と登橋神事や、神橋上の手打ち式、歌手のミニライブなど、世界遺産登録20周年等の祝典が予定されている。

併せて市内の桜も見ごろとなって桜回遊も行われている。ぜひ、日光春の大祭「弥生祭」見物にお出かけください。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
写真は10枚です。 写真をクリックすると変わります。        
2019年4月13日