日光たより(19-5):紀元祭と祈年祭催行
 日光・玄梅正明 
こんにちは

気温の変化が激しい毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

恒例である祭事、2月11日(建国記念の日)に、日光二荒山神社で紀元祭が、17日には日光東照宮で祈年祭が催行されました。

御存じでしょうが、「紀元祭」は、初代天皇である神武天皇が即位された日を慶祝するもので、「祈年祭」は、神々様に今年もまた作物の豊作を給わる「五穀豊穣」をお願いする。両祭事共に「皇室の弥栄」と「国家の安寧・隆盛」「国民の幸」を祈願する国家祭祀となるものです。

宮司以下神職、関係役員らが、列座して宮司が本殿の御扉を開く。このあと、神饌を供し、祝詞奏上・・引き続き神慮を慰めるために十二単を身にまとった巫女による日光二荒山神社では、「橿原の舞・かしはらのまい」が、日光東照宮では「浦安の舞・うらやすのまい」の荘重典雅な舞が奉納される。

舞の前半は、檜扇をかざして舞う「扇舞」で、後半は三種の神器を象った鈴を手にして舞う「鈴舞」です。
「扇舞」は、扇の要を中心に末広がりに豊かに開け行く世界を表現、「鈴舞」は、清らかな音色が万物を清め、その響きが神と人との心の触れ合いや喜びを意味している。・・・とのことです。
舞の一部を添付します。
なお、東照宮の浦安の舞は、冊子よりコピーしたものです。


日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2019年2月17日