日光たより(19-3):大寒の氷景
 日光・玄梅正明 
こんにちは

今回は、厳冬時季、恒例の「氷の殿堂」雲龍渓谷からの1/19付と、氷を題材とした奥日光の氷景1/20付を発信します。

自身が昭和36年(1961)先輩に連れられ、初めて雲龍に入って以来、昨日までの58年間の入谷で「友知らず」手前まで、雪がほとんどなくアイゼンもつけずにツボ足で歩けた驚きのはじめての記録を経験してきました。降雪もなく、雨も降らない今冬ですが、心配される(地球温暖化)が、牙をむきだしたのだろうか・・・そんなわけで、例年に比べ氷の膨らみが少ない「スリム」な雲龍本瀑を発信します。

本日は暦の上では「大寒」、冬一番の寒い日ですが日中の気温は+2℃の暖かさを感じる奥日光でした。
NHK総合「ニュース シブ5時」番組内特集「りょ-このお天気旅行!」「厳冬の栃木が育む恵み≪天然氷&イチゴ≫」のロケ撮影の取材下見で、自然氷を見つけに奥日光のあちこちを案内してきました。(2月1日(金)放送予定)

氷景(写真説明)
・雲龍瀑手前の通称「友知らず」氷壁の厚みがまだ少ない。
・スリムな雲龍本瀑・・全面氷結はしているが豪快な氷瀑になるのには、積雪水分がほしい所だが・・下部のピラミットも小さい。瀑の氷壁登攀は無理と思います。
※現在の雲龍の氷は全体に緩んでいますので、落氷、落石が多発しています。
雲龍への入谷は冬山完全装備の上、アイゼン、ヘルメットは必携安全登山に充分注意して午前中の入谷を心がけてください。

・明智平展望台からの風景だが、山肌にもほとんど雪がなく厳冬の奥日光らしさが見えない・地球温暖化?
・華厳の滝滝つぼから・・滝周囲のツララはできつつあるが氷の青みがまだ少ない
・湖畔のツララとしぶき氷・・一昨日の強風で今冬初めてのしぶき氷が見られます(歌が浜P)駐車場スケートリンク状態 歩行注意です。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2019年1月20日