日光たより(18-36):奥日光戦場ヶ原でも記録的猛暑
 日光・玄梅正明 
こんにちは

暑い毎日どころか猛暑日が続いていますがいかがお過ごしですか。
夏の戦場ヶ原や小田代が原を代表する植物のホザキシモツケ(バラ科)が見頃です。広い範囲に群生し、咲きそろった花が一面をピンク色に染める姿は圧巻で「ピンクの花園」とも呼ばれている。

ホザキシモツケ(穂咲下野)は、7月中旬から8月が花期で、穂状に花を咲かせることから「ホザキ」と言い、「シモツケ」は下野の名の通り日光で多く見られ、北海道と本州では長野県の霧ヶ峰に分布が見られる。
1997~2007年までは、戦場ヶ原のホザキシモツケは、絶滅危惧種Ⅱ類に指定されていたが、栃木県2 018レッドデータでは「要注目」となっている。
分布が局地的で個体数が少なく、全国的に特異な分布を示す貴重種。

県内各所で猛烈な暑さとなった17日の戦場ヶ原は30℃を超える観測史上最高を記録しました。、翌18日は31℃に本日は29℃と、30年以上も通い続け、避暑地とも言われた戦場が原で異常な気温の経験を味わいました。
【戦場ヶ原にお出かけの際は、水分を余分にお持ちください)
戦場ヶ原のガイドで・・(1月の平均気温-7℃、過去の最低気温-30℃。
8月の平均気温17℃~18℃)と解説してきましたが、今年は「うそ」でしょうと言われるくらいです。最近では2008年7月1日に戦場ヶ原一面に大霜が降りた記録もありますが、今年の異常気温では考えられないくらいです。

(画像説明)
ホザキシモツケ三態…戦場ヶ原にて7月20日撮影
2008年7月1日の大霜・・当時、早朝に撮影
龍の頭・・・龍頭の滝でみられる岩ですが、草付きが目の部分で岩の先端が龍の口、水の流れが龍のひげに見えませんか?7月18日撮影
いくらかでも暑さがしのげたらと思い冬の雲龍瀑の画像も添えます。

暑さに負けない対策でこの夏を乗り切りましょう!!


日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
写真は6枚です。 写真をクリックすると変わります。        
2018年7月20日