日光たより(18-35):夏越の大祓祭
 日光・玄梅正明 
こんにちは

日光二荒山神社で30日、「夏越大祓祭なごしのおおはらえ」が行われおおぜいの参拝者がが厄落としを目的に、神事と茅の輪くぐりを行った。

大祓は、神社・宮中祭祀としても行われ、神道儀式の祓(浄化の意)の一つで、天下万民の罪穢れを祓うという意味で大祓という。
民間行事としても行われている。

神事では神職、参列者全員が「人形代(ひとかたしろ)」に息を3回吹きかけ自身の身体の悪いところを撫でて、穢れを遷し、後に川や海に流すということが行われ、神事のあとに参列者全員が「茅の輪」を正面から最初に左回り、次に右回りと8の字を描いて計3回くぐることで、半年間に溜まった病と穢れを落とし梅雨明け後の猛暑と日照りの過酷な時期を乗り越え、次の半年間の無病息災を願うというものである。

境内では、「夏越の大祓」の参拝者に、二荒山神社で御祓いをうけた大豆を使用した、下野・あらた家の「夏越豆腐」が昨年に続き、無料で振舞われ、猛暑日となったこの日火照った身体を冷えた豆腐が涼しさを与えてくれた。

12月31日には、「年越の大祓」が、16時から日光二荒山神社で行われますので、今回参拝できなかった方たちも、一年の大祓をされて良き新年を迎えられることも良いのではないでしょうか。




日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2018年7月1日