日光たより(18-11):滝・神社・堰堤・熊剥ぎ・スギ花粉
 日光・玄梅正明 
こんにちは

春の陽気に誘われ、近所の方と田母沢川にそそぎ落ちる寂光(じゃっこう)の滝散策をしてきました。
寂光周辺の見所を案内します。この時季の観瀑は木々の葉もなく全体が見ることができるのでお薦めです。穴場的スポットでもある。

若子神社の左脇を下るとすぐに高さ50m・幅6m・7段になって落ちている寂光の滝が見られる。昔から名瀑として知られ「布引きの滝」「七滝」などの別称を持つ。「寂光瀑布」として「日光八景」の一つに数えられている。この辺りに昔、寂光寺があったことから名がついた。寂光寺は弘仁11(820)年に弘法大師が開基したと伝えられる。

明治4(1871)年の神仏分離令で寂光権現が廃され、寂光が若子に改め若子神社(日光二荒山神社の摂社)になった。
毎年10月30日午前10時より例祭典が行われる。

観瀑を終え右側の田母沢に向かうと正面に昨年11月に改築工事が完了した見事な景観の田母沢上流砂防堰堤が見られるので是非観てくると良いと思います。堰堤上流には羽黒滝がある。

寂光までの道路わきには杉や檜に白いネットを巻いた異様な光景が目につく。これは熊の皮剥ぎ防護ネットという。
春先に熊の親子が穴場から出てきて杉の樹木数十本の皮を剥ぎ樹液をなめさせるための仕業と言われている=人間でいう離乳食ではないかと思われる)樹木の皮を剥がされた木々は枯れてしまい林業者にとっては重大な被害である。

本日も気温上昇で杉の花粉が飛び散り花粉症の方たちを泣かせています。
何とかならないでしょうか。花粉症の方にはゴメンナサイの画像。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2018年3月17日