日光たより(17-38):晩秋の奥日光と湖畔の紅葉
 日光・玄梅正明 
こんにちは

昨日の日光は、今期最低の寒さとなり奥日光の山々は初冠雪となりNHKのニュースでも放映されました。

一週間前までの奥日光錦秋もこのところの雨天続きと昨日までの寒さでミズナラやモミジは落葉し、カラマツの葉も黄葉してしまい一気に晩秋の様相となってしまいました。

でも、龍頭の滝を境にして中禅寺湖畔にかけては紅葉が進み見ごろを迎えています。いろは坂の木々も色濃くなってきています。

素晴らしい色彩の今年の紅葉を強敵の台風21号による雨と風によって壊されないよう願うばかりです。

画像は10月18日の朝に光徳牧場周辺の降霜風景と、20日午前中の雨が小降りになった時に撮ったものです。
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谷地坊主(やちぼうず)とは・・・「谷地」とはグチャグチャとした場所、すなわち湿地のことで、スゲ類の植物があつまり草の塊になって育ったものが「坊主」と呼ばれます。
水が増えたり減ったりする川や湿地、沼などによく見られます。
寒い土地の湿原に見られ北海道の釧路湿原が有名ですが、本州では、戦場ヶ原と光徳牧場にみられます。
(戦場ヶ原の1月の平均気温は-7℃、過去の最低気温-30℃、8月の平均気温は17℃~18℃)

戦場ヶ原や湯川ではオオアゼスゲというスゲの仲間が多く、水が増えても水没しない高さにまで 育っているものが多く見られます。


日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2017年10月20日