日光たより(17-23):霧降の滝と隠れ三滝へご案内
 日光・玄梅正明 
こんにちは


日光は、古来より山水の名勝として、「四十八滝」とも「七十二滝」といわれた数多くの滝・川があります。
今回は、これから夏季シーズンに向け、人気が高まっている「霧降の滝」+「霧降隠れ三滝=マックラ滝・玉簾の滝・丁子の滝」の4滝めぐりハイキングをご紹介します。

4つの滝めぐりハイキングは3時間内での行程で楽しめます。参考コース≪日光駅(バス)霧降の滝・・・つつじが丘・・・(山道)・・・マックラ滝・・・玉簾の滝・・・丁子の滝・・・つつじが丘・・・霧降滝入口(バス停)日光駅≫

昨日(9日)の撮影画像で、新緑に包まれた「霧降の滝」と「隠れ三滝」をご紹介します。
・霧降滝(きりふりのたき)
 古来より日光三名瀑(華厳滝・霧降滝・裏見滝)の一つに数えられる滝で約80mを流れ落ちる水が、飛散して霧のように見えるところからこの名がある。
上段46m・下段40m・幅20mで秋の紅葉時は滝の白さと錦秋の言葉通り素晴らしい景色がみられる。最近、観瀑台までの道筋や観瀑台が改築されとても歩きやすく気持ちよい観瀑ができます。
(つつじが丘からわかりやすい山道歩き)

・マックラ滝(霧降川・冷沢)
 落差30m、幅5m、流れは落ち口で約45℃方向を変えて落水している。
かつては周囲の木々が鬱蒼とし、昼なお暗いところから名がついた。
東向きの滝の現在は、明るい滝で「昼なお暗き」の想像はない。昔は裏面に入れたので裏見の滝の感であった。

・玉簾の滝(タマスダレノタキ)(霧降川)
 落差6m、幅20mあり、水量の少ない時は、その名の通り水がスダレのように滑り落ち優美な姿を見ることができる。滝中段は瀬も浅く簡単に歩け両岸の滝を観ることができます。6月末の水温は12℃と冷たい。

・丁子の滝(チョウジノタキ)(霧降川・丁子沢)
 落差10m、幅3m、左俣より合流する丁子沢に懸る二段の滝で、滝つぼは、今も後退する様子を見せ、3か所にその跡を見る。滝が丁の字に見える。又は、お銚子(徳利)の形に見えたものか。・・お酒飲みの人が名付けたのか?
真夏でも自然の冷蔵庫にいるみたいに涼しい。滝上には、昔の炭窯の復元がみられる。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2017年6月22日