日光たより(17-8):日光の社寺、春の行事と花
 日光・玄梅正明 
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4月新年度の日光では朝までに雪が降り、真っ白に雪化粧し寒さが残る中、世界遺産の社寺(日光山輪王寺・日光二荒山神社)では新春の行事が執り行われた。

4月1日の日光開山の祖、勝道上人(しょうどうしょうにん)の命日に行われる法要で、上人の座像が安置されている開山堂で開かれる。
勝道上人の偉徳をしのんで行われるので「開山会かいざんえ」という。
輪王寺一山の僧侶や信者が集まり、法華三昧(ほっけざんまい)の法要が執り行われる。

勝道は、766年31歳で弟子10人と共に神橋を渡り「四本竜寺」を創建し日光を開いた。
苦行の末、782年に念願の男体山を3度目で登頂を果たし83歳で没し、今年は1201回目にあたる。

毎年、日光二荒山神社では4月2日午前9時から、国家繁栄を願って拝殿で神事の後、神楽殿において八乙女神楽(かぐら)が奉納された。
早くから参拝に来た大勢の観光客たちは珍しい八乙女の舞にみとれ、終了後に、神饌物の紅白の餅を分かちいただき御利益を授かっていました。

また、11時から輪王寺に伝わる古い儀式の強飯式(ごうはんしき)が護摩堂で催された。

次の日光便りは
4月13日〜17日は日光に春を呼ぶ祭典、日光二荒山神社の「弥生祭」が、催行されます。東西両町の花家体が繰り出し、町民総出のにぎやかな祭りですので是非、お出かけください。特に4月16日の前夜祭・17日の本祭りが見応えがあります。




日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2017年4月2日