日光便り・・冬から春
 日光・玄梅正明
こんにちは


今回の東日本大震災被災者の皆様へ心からお見舞い申し上げます。


   日光三大祭も震災の影響で、伝統行事の日光に春を告げる日光二荒山神社の弥生祭(4/13〜17)の花家体繰り込みの奉納行事と日光東照宮春季例大祭の流鏑馬神事と百物揃い千人武者行列(5/17,18)が中止となり日光の観光にとっても大変な痛手となっています。(両社とも神事のみ行う)
   祭りの中止は「日光も非常事態を迎えている。こういうときだからこそ日光から元気をという意見もあったが、今は日本中がひとつになって復興に取り組むべきだ」という考えで、氏子会、産子会が一致した。


「暑さ寒さも彼岸まで」と言われていますがまだまだ朝夕の冷え込みや淡雪の降る日光ですが、なんとなく春の足音がすぐ近くまで来ている感じです。


   今日の奥日光は、「春遠からじ」まだまだ雪に閉ざされていますが、一面凍結だった湯の湖も兎島あたりまで半分ほど解け始め水面がみえてきています。いろは坂を下りると、春一番の花「福寿草」が、希望の光のように咲き始めてきています。


奥日光から日光市街地までの日光便りを配信いたします。


   
雪中灯篭(3/27撮影)・・・日光湯元温泉寺までの灯篭



 湖上遠望(3/27撮影)・・・中禅寺湖と左・半月山(1753m)右・社山(1827m)


 
福寿草(3/26撮影)・・・・・庭のやっと解けた雪解け後の福寿草


 
ツララ(3/27撮影)・・・・・・湯元ビジターセンターの屋根のツララを撮影


 
淡雪(3/26朝撮影)・・・・・・昨夜降った雪がサラサドウダンの実に積もった


 
2011年3月27日