日光たより(17-5):日光東照宮国宝陽明門竣功式より
 日光・玄梅正明 
こんにちは


昭和の大修理(昭和48年3月完成)以来40年ぶりの平成の大修理が無事に終わり、本日、3月10日に竣功式を迎えました。

高さ11㍍、建坪30平方㍍の陽明門に500体以上の極彩色の彫刻、純白の胡粉塗りの柱、そして黒漆塗りの屋根が、装い新たに光り輝く陽明門が私たちの目の前に現れました。

竣功式は陽明門前で、修祓→除幕の儀→神輿渡御→散餅・散銭の儀→神輿還御→通り初めの儀(神輿に続き参列者陽明門を潜る)→還霊の儀(神輿舎前)→記念撮影→祝賀会(社務所客殿で約170名の招待者)の順で催行されました。

陽気の良くなるこの季 節、日光へぜひお出かけいただき40年ぶりによみがえった光り輝く陽明門をぜひ拝観してみてはいかがでしょう。
実物を見るとその素晴らしさが実感できます。(全彫刻をお見せしたいところですが・・)


彫刻・表門の像・通路の天井に描かれている龍などの一部画像を添付します。
・勅額とは天皇直筆の書で、元和3(1617)年、御水尾天皇(ごみずのおうてんのう)によって記されたもの
・周公聴訴の彫刻、周公旦は、古代中国の周を建国し、兄がなくなるとその子を助けて国を治めた。彫刻は洗いかけの髪を握ったまま、訴えごとを聞いているところ。周公の人となりを表した彫刻である。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2017年3月10日