日光たより:二荒山神社年末年始一連行事より
 日光・玄梅正明 
こんにちは

今年も残すところ20日となってきました。
日光二荒山神社では、新年を迎える一連の行事がはじまりました。
普段見られない神事を紹介します。ぜひ年末の忙しい時間を割いてお出かけになってみては如何でしょうか。

1・(12/11)大注連縄奉製・・・神社の鳥居や社務所に飾る大注連縄を
  講社の方々が77名で重さ約100kgの8本を一日がかりで奉製した。
  後日、重機を使って注連縄を鳥居に飾る神事あり

2・(12/12)神橋御煤祓祭・・・世界遺産日光の玄関口といわれる神橋を
  狩衣、烏帽子姿の神職・巫女たちが長さ4mほどの竹笹を使い欄干などにたまった埃を落とし新年に備える神事(祭事)
3・(12/13)日光二荒山神社煤祓・(12/14)二荒山中宮祠煤祓・・・8時から煤祓神事のあと、氏子会や神社関係者による神社拝殿、本殿の煤祓を行う神事〈一般家庭などで行う年末大掃除)
  (二社とも宮司以下の神職は前日から参籠して当日に備える)
4・(12/27)古神札焼納祭・・・神社境内で午後2時より宮司、神職が神社や各家庭で神前に祀った神札やダルマなどを焼納する神事(年末除夜年始に焼納お焚き上げはできます)
5・(12/31)大祓(おおはらえ)・・・一年の最後を締めくくる大晦日の午後4時より神社拝殿前で行われる神事。
  大祓の儀は、昔から万民の穢れや罪を取り除くために、宮廷や神社でおこなわれてきた伝統の神事で、宮司以下神職と巫女職員、一般の方々が参集し、大祓の儀式のあと、所役から受 け取った切麻(きりぬさ)で御祓いし、人形(ひとがた)で身体をなでて、罪、穢れ、過ち、災い、などをそれに移し、それを大河に流す儀式である。
  6月30日に行われる夏越(なごし)の大祓と同じ儀式だが、年末の祓は、単に罪穢れを除去する行法であるだけでなく、新春を迎えるにあたり、一年の始まりにふさわしい清浄無垢な状態に立ち返らせる重要な意味合いがある。
  ぜひ、皆様も二荒山神社に参集くださり大祓をされて良き新年をお迎えになってみてはいかがでしょう。
6・(12/31)除夜祭・・・午後5時より拝殿にて宮司以下神職による一年の締めくくりとなる除夜祭が行われます。
  
1・2・4 ・5・は撮影可ですので、普段見られない神事を撮影されてみてはいかがでしょう。
説明写真添付します。(過去に撮影したもの)

皆様良いお年をお迎えください。



日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2016年12月11日