コウシンソウ(庚申草)の種子つけまで
 日光・玄梅正明 
こんにちは


コウシンソウは、タヌキモ科ムシトリスミレ属の食虫植物で、国の植物レッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

明治23年に三好学により足尾の庚申山で発見され、山の名前をとってコウシンソウと命名された。コウシンソウは日光火山群の一部にだけ生息し、霧が立ち込めるような寒冷多湿の環境厳しい岩場に自生、高さ5センチ前後の花茎に1,2センチ程度の花をつける世界的にも珍種な植物でもある。

盗掘被害がひどい現状、他の草花には見られない厳しい環境下で子孫を残している貴重な存在であることを理解してもらうためあえて新聞紙上に投稿し、パトロールの必要性、保存の必要性を訴えた次第です。

開花から種子付けまでの画像を紙面上では載せられなかったのでメールにてお送りします。
                  


日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
写真は7枚です。 写真をクリックすると変わります        
2016年6月25日