奥日光たより:光徳牧場周辺の自然観察
 日光・玄梅正明 
こんにちは


奥日光(光徳牧場)は秋の気配が強く感じるようになりました。

夏休みも少なくなってきた中で、戦場ヶ原や自然観察コースでは親子連れのハイカーがたくさん目についた一日でした。
逆川沿いの光徳牧場までのハイキングコースでは、宿題の題材となるような自然観察がまだまだできます。


8月24日の光徳牧場周辺で撮った動植物を添付します。

・光徳沼周辺では、たくさんのウラギンスジヒョウモンチョウがトネアザミの蜜を求めて飛び回っていました。
・ウラジロモミの樹林帯では樹皮のシカ食害やシカの角磨き痕跡があちこちに見られます。
 (毎年シカにいたずらはしないでとシカって(叱って)いるのですが・・・)
・樹木の根元に秋のきのこ(名不明)が環状に発生しています。この現象を輪菌と呼んでいます。
 (食菌ですと大喜びするのですが・・・)
・牧場の乳牛たちは夏草を豊富に食べ満腹感でのんびりしているようすがみられます。

・牧場からみる三岳(1945m)山王帽子山(2077m)の深緑の山容もすばらしい。
・クマザサ(本名・都笹=ミヤコザサ〉の中に菌寄生植物のベニバナイチヤクソウを見つけました。
・背中にマクドナルドの逆さマークを付けたセミの名は、「コエゾゼミ」です。
・昨年は、ミズナラの果実(どんぐり)が不作でしたのでクマは冬眠する前の食漁りに一生懸命で民家や人前近くまで出没しましたが。今年は果実の成りがよいようですので
 山から下りてクマった(困った)ことはしないでもらいたいです。




日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2015年8月26日