日光便り:男体山登拝祭の山頂から | |||
日光・玄梅正明 | |||
こんにちは 勝道上人が、天平神護2年(766)補陀洛山(男体山)の頂上を極めた。 その撰文は日本最古の登山記録となった。 開山から今年で1249年が経つ男体山(2486m)は、日光二荒山神社の御神体である。 日光二荒山神社中宮祠の男体山登拝講社大祭(登拝祭)が31日始まり、1日午前0時に男体山の夜間登山が解禁された。初日だけで約1500人が登拝門をくぐり、山頂からの御来光や眼下の雄大な景色を堪能した。(下野新聞8月2日付添付参照) 2日目は御来光時山頂の山頂に約400人の登山者がいました。 (登山期間は、5月5日~10月25日であるが、毎年7月31日から8月7日は夜間登山が解禁となる) ちなみに、今年の山頂一番乗りは、午前0時の開門から1時間35分で男性が2年連続で山頂一番乗りを果たした。(平均登山時間は3時間から4時間) 30日から8月2日まで山頂奥宮社務所に勤務のため滞在していた中での主だった記録として ・山頂での午前3時での最低気温は、14℃もあり今年は異常?(平年最低気温5℃から7℃位) 温暖化の影響?でしょうか(日中の最高気温は24℃) ・下界では大雨や雹雷雨などの荒天があったが山頂では御来光を毎朝拝することが できたことも例年にはなかったことでもある。 ・7月31日の夜から、8月1日にかけてフルムーン(満月)の光が煌煌と登山道を照らし ヘッドランプもいらないくらいに明るかったことも珍しい。 ・一昨年以来のブロッケン現象も山頂でとらえることができました。 ・山頂付近で見られた花は、クルマユリ・ヒメシャジン・トモエシオガマ・ウスユキソウ ミヤマアキノキリンソウ等がありましたが今年は開花が早く落花している花が多かった。 3日間の御来光の時間は 7月31日の日の出(御来光)時間は、午前4時50分 8月 1日の日の出 午前4時42分 8月 2日の日の出 午前4時46分 日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース 下記の写真をクリックすると拡大します |
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三十一日の御来光 | 御来光万歳 | 八月二日の御来光 | 旭光山頂神剣と飛行雲 |
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山頂鳥居フルムーン | 神剣夕光輝 | 登拝祭下野新聞コメント | 山頂のクルマユリ |
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山頂のトモエシオガマ (巴塩竈) |
影男体と奥白根山 | ブロッケン現象山頂にて | |
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平成27年8月6日 | |||