日光便り:早春の遠近
 日光・玄梅正明 
こんにちは


春遠からじと、春まじかの入り混じった日光の便りを送ります。


ここ二、三日は朝晩の冷え込みが強く日光連山上部は冬に戻ってしまったように冠雪を光り輝かせ、まだ日光は「春遠からじ」の様相です。

また、日光の玄関口と言われる神橋付近では、春先の寒い朝にしか観察できない珍しい現象が見られます。
冬の間、磐の隙間の凍結水が融けだし岩肌に湧き出してきて、早春の寒い日の朝などに氷柱(つらら)となる現象です。
(秋から冬は乾燥しているのでこのツララ現象は見られない)


若い女性グループの観光客が着物姿で登橋し、春の日差しを浴びながら、橋上ではよい「縁」に恵まれますようにと祈願しながら笑い声をあげています。
華厳の滝の流れ大谷川(だいやがわ)の清流には、影神橋が映しだされ春の雰囲気を醸し出しています。


毎年2月に「野梅=ヤバイ」の剪定をする知人からいただいた剪定枝を玄関口の花瓶に挿していたところ、開花がはじまり独特の香りを家中に漂わせて春まじかを思わせています。


今週から気温も上昇するとの予想、春日和を待つ人もいれば花粉症の方には、難しい春待ちですね。
春が来なければ夏秋冬も来ません。お互い健康に留意して楽しい一年を過ごしましょう。
                     (イバンゲ・キアサマ)




日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2015年3月15日