奥日光たより:珍しい発見に喚声あがる
 日光・玄梅正明 
こんにちは


本日は、県外の小学校生徒100名の切込・刈込湖方面ハイクガイドを6名でしてきました。

山道途中数か所では、子供たちも初めて見るヒカリゴケに喚声をあげ、切込・刈込湖につくと神秘性の色をもつ湖に2度目の喚声、(今年は雨量が多かったため、両湖水は満水状態で、休憩できる砂浜もわずかでした。)


刈込湖からの山道では、はじめて見る奇妙な形のギンリョウソウの群生に喚声(このような群生は私自身も初めてで驚きました。)


涸沼で風景を見ながらの自然の中での楽しい昼食、そして息を弾まして登り切った山王峠では雌のシカに遭遇、カメラに撮ったり、すぐそばまで近づいてみられた野生のシカに先生も生徒も興奮状態。


光徳牧場につくと、桜の木についた熊の足跡とクマ棚にこれまたびっくり・・・・今回のお客様(先生生徒たち)は珍しい発見に出逢えたラッキーのハイキングでした。

クマ棚と爪痕について
さくらんぼ(山桜)を狙ってクマが木登りをして、さくらんぼの実った木の枝を折ってたべる。食べた後に折った木の枝を尻の下に敷く習性をもつ。折った木の枝が座布団代わりとなって積み重なったように大きな鳥の巣みたいになる。これをクマ棚と呼んでいる。
爪痕は、木登りの時につくこともあるが、ほとんどが降りるときにつく。お尻を下にしてのそのそと滑らないようにおりるので爪痕が筋のようにつく。(一度見たことがあるが降りるときのそのしぐさの滑稽なことには笑いがでます)
木のそばにあった糞を見るとさくらんぼの種がいっぱいに残っていることがわかる。現状から見て2,3日前の行動と思われます。


奥日光には「みずなら」の木がたくさんあり、秋になるとドングリを食べにくるクマの爪痕とクマ棚が毎年見られますが、初夏時期に見られた(見つけられた)ことは自身初めての発見です。


この夏は、自然がいっぱい、そして空気の美味い涼しさいっぱいの奥日光へ皆様もぜひお出かけください。

  

日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2014年7月15日