日光冬たより:25年度の雲龍峡谷
 日光・玄梅正明 

こんにちは


寒中お見舞い申し上げます。
  寒さ厳しい折りからいかがお過ごしでしょうか。


   寒い時期ならではの日光たよりをお送りします。


   本日は、例年雲龍で実施する日光署と日光市山岳連盟の合同訓練「冬山救助訓練」の下見の下見で標高約1400mの雲龍へ入谷しました。(訓練日は1月26日)


   昨年6月の大雨台風の影響で岩壁の崩落や岩盤流出によって河床が大幅に変化してしまい、昔から「氷の殿堂」といわれている雲龍渓谷も面影はだんだん薄れてきてしまっています。
 

   今年は寒さは厳しいが降雪が少ないため、氷の膨らみはまだまだ小さい。
   雲龍渓谷の氷は、雪が少ないと大きくならない。(始めは滝や沢の水しぶきが凍り、その上に降った雪が日中に解けて、夜の寒さで凍りついて氷が徐々に膨らんで白い氷からだんだん青味を増した氷ができる仕組み)


   その中でも、今年の氷の自然芸術と崩落痕を撮ってきましたので送ります。
・年々浅くなる河床・・河川水量観測所から撮影
・友知らず氷壁・・毎年友知らずのこの場所の氷壁は厚く氷壁登攀の訓練ができるが
・大氷柱・・通称ツバメ岩の湧水が凍ってできる氷柱群
・全面結氷の雲龍瀑・・まだ氷結状態はうすく小さい感じだが今年は寒さが厳しいので早いうちに全面結氷した。
・崩落した雲龍瀑の岩壁・・昨年の大雨台風による岩壁の大崩落があった。手前の大岩のおかげで崩落した岩石は滝壺を埋めるまでに至らなかった。


   日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース


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2013年01月12日