日光たより(647):写真で見る戦場ヶ原の今昔
 日光・玄梅正明 
こんにちは

20数年前の戦場ヶ原の写真が見つかった。当時の情景をみると、現在のように原周囲にはズミの樹木やホサキシモツケの木々が一本も見られず、原内のカラマツの幼木も数本、レンゲツツジも数えられる程度だった。また、原一面白い絨毯を広げたようになるワタスゲの穂綿が見られた。が、現在は少なくなってきている。

ズミ・カラマツ・レンゲツツジ等が増殖していることは湿地帯が乾燥化している。個人的推測ではあるが、ズミ・カラマツ・レンゲツツジは乾燥地を好む植物樹木であり現在の戦場ヶ原や周辺をみると乾燥化が進んでいることがわかるほどだ。乾燥化が進むと20数年後の戦場ヶ原は、原でなく樹林帯になってしまうのではないかと危惧しています。
戦場ヶ原や周辺の比較写真を数点添付します。
(ズミの写真は、下野新聞掲載の画像です)

日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
写真は10枚で、 9枚の写真はクリックすると変わり、10枚目は下段にあります。
2024年7月6日